モーター不要のLED式回転灯。高いメンテナンス性と省エネ性で様々な用途でご利用いただけます。
※写真は、ニコトーチ120です。
※写真は、ニコトーチ120です。
回転灯の種類には光を回転して照射するためにモーターを使用しているタイプがあります。本体中央に電球(光源)を固定して、その周りを反射板(ミラー)が回ることで光を回転して照射します。この反射板を回すためにモーターが使用されています。
モーターレスの回転灯は仕組みが全く異なります。
反射板を動かすためのモーターが搭載されていません。モーターだけでなく回転する反射板そのものも搭載されていません。モーターも反射板も付いていない回転灯の光を回転させる仕組みは、LEDにあります。
※写真は、ニコカプセル青色です。
モーターレスタイプの回転灯に搭載されるLEDはただ単に光源の電球を「LED電球」にしただけのものとは異なります。LEDを光源として使用するだけでなく、光の回転そのものをLEDの光が作り出しています。
本体内部に円形に配置されたLEDをマイコン(電子)制御で順番に点灯点滅を行うことで一定のリズムで均一な光の流れを生み出し、光の「回転」を実現しています。
ニコトーチ70
搭載するLEDには超高輝度砲弾型のLEDを採用。明るいLEDと光を効率良く反射・拡散させる独自レンズで警告灯としても宣伝用途のアイキャッチにも高い視認性を発揮します。
※写真は、ニコモア 赤色です。
モーターがないのでモーターの動作音がありません。LED回転灯の流動的な光の流れは電子的にコントロールされているため、ノイズが発生しません。夜間の使用や静かな場所、オフィスなどでの使用の際も動作音が気になることはありません。
また、モーターが回転する際の振動も発生しません。
製品本体は、耐光性に優れた材質、グローブは紫外線の影響を受けにくく、屋外使用時の退色しにくい素材を使用しています。(※製品により素材は異なります)グローブ単体の販売も可能。万が一、落として割れてしまった場合などでもグローブのみを交換できるので安心です。
モーターレス設計がもたらす省エネ性は、単に電源をLEDに変更した以上の効果を発揮します。それは従来型の回転灯とは根本的な作りが異なるからです。
電球常時点灯、モーター常時動作
回転灯を点灯している間、電球は常時点灯し、モーターは常時動作しています。モーター型は、本体中央にセットされた電球の周りを反射板が回転する仕組みなので使用中は照明とモーターに常に電力を消費し続けます。
LED制御点灯、モーター搭載なし
円形に配置されたLEDを電子制御で連続的な光の点灯点滅を繰り返していき、均一で滑らかな光の流れを作り出します。これがモーターレスと呼ばれる仕組みです。並べられたLEDの常に一部だけが点灯するので全球を光らせる電力は不要です。
モーター型が常に電球を点灯し続けるのに対し、ただでさえ消費電力の少ないLEDをさらに回転演出に必要な箇所だけ光らせるので、より効率的に必要最低限の消費電力で回転を作り出しています。
電球をLEDに交換しただけでもその分の省エネは得られますが、モーターそのものがないので反射板を回転させる消費電力も不要となり、電球と合わせて回転灯の主要な2つの要素で省エネ化を実現できます。
※写真は、ニコUFOのグローブを外したところです。
回転灯は、注意・警告を促し、危険を知らせ、人の注意を集めるために使用されます。万が一、球切れやモーター故障で歩行者や作業員から見落とされてしまうと事故にもつながってしまいます。
回転灯選びは、設置後のメンテナンスを考慮して選ぶことが肝心です。モーターレス型のLED回転灯はメンテナンス性能にも優れています。
「LED光源」と「モーター不要」というポイントで多くのお客様に選ばれています。特に高所や設置箇所が広域に渡る場合などにメンテナンスの負担を軽減で高い評価を得ています。
一般的にランプの寿命は、電球1000時間、LED4万時間と言われています。 LEDの方が電球に比べて、40倍寿命が長い、持ちが良いということになり、言い換えれば、LED回転灯のLEDの寿命が来るまでに電球タイプは「電球交換工事を40回依頼する」ということになります。
交換用電球自体は安価なものですが、高い 所や屋外の場合などは、高所作業車を用意したり、各種申請手続きをしたりと、電球交換作業だけでも大変手間がかかります。 また、従来型の電球は、フィラメントに電流を流し発熱させて光を作ります。 このフィラメント部は振動に弱く、そのランプの周りを回転し続ける反射板を動かすモーターが常に振動を発生させるモーター型の回転灯は電球にとっては過酷な使用環境ということが言えます。
LED制御点灯、モーター搭載なし
多くの場合、モーターの交換修理費用は新品購入よりも高くなってしまいます。古くなったモーターを点検して部品を交換して修理するよりも新品の製品を購入する方が安いわけです。言い換えれば、モーターの寿命が来た時に回転灯自体を買い換える必要があります。
モーターレス型回転灯は、そもそもモーター自身が存在しないので、モーターの動作寿命を気にする心配がなくなります。寿命だけでなく、故障もないのでメンテナンスの手間がまたひとつなくなります。
振動も音もなく静か、夜間や事務所の中でも気兼ねなくご使用いただけます。
※写真は、ニコUFOです。
LEDの点灯パターンをコントロールすることでモーター搭載型の製品では実現できなかった1台で回転動作とフラッシュ点滅の2パターンの点灯方式を実現。今まで個別に2台別々の回転灯を購入する必要があった回転・点滅を納品後にお客様にて切り替えてご使用いただけます。
例えば、店舗の看板に設置した際に回転モードではインパクトが強すぎたりまたは、足りなかったりした場合なども後から点滅モードに切り替えて光の演出を変更することができます。 回転・点滅の切り替えができるかどうかは各製品の商品ページでご確認ください。
※写真は、ニコUFOです。
※写真は、ニコカプセルです。
ニコUFO、ニコカプセルに代表される電池式回転灯の電池交換は簡単です。
基本的に電池は別売ですが、製品到着後、お手持ちの市販の乾電池をセットすれば設定完了。どなたでも簡単に使い始めることができます。
電池式回転灯の一番のメリットは電源ケーブルが不要なので、電源の配線が不要です。製品に電池を入れるだけで点灯するので、コンセントの位置やケーブルの取り回しを気にする必要がありません。
運搬機器や清掃機器に取り付けて周囲のお客様や作業員に注意を促す警告灯としても、電池式なら作業する時だけ点灯、作業場所に合わせてどこへでも移動できます。
回転灯は周辺環境に応じて見え方が異なります。周辺が明ると回転灯の光は見えづらなります。一方、周囲が暗い場所ではとても明るく高い視認性を発揮します。
明るさ以外にも周囲に回転灯が何かの死角に入ってないか、光を遮るものはないか、より遠くから見える位置、高さはどうかなど、同じ回転灯でも設置場所によって視認性に違いが出てしまうほど、設置場所を決める作業は大切な作業です。
電池タイプを実際に危険の潜む場所や事故を予防したい箇所に設置して、「ちゃんと見えるか」「ちゃんと目立つか」など注意表示・警告灯の効果を測定し、安全につながると判断したら電源を引き込んで、AC・DC電源仕様の回転灯に置き換えて使用するのも効率的です。 「とりあえず置いてみる」「本格導入する前の効果測定」そんな場面でも電池式なら気軽に実行することができます。
ニコソーラーはバッテリーと合わせてソーラーパネルも一体化されており、太陽光による充電が可能。屋外で日中充電し暗くなったら自動点灯。モーターレス設計の少ない消費電力で点灯できるので、小さなソーラーパネルで十分な太陽光を充電でき、効率的にLEDを回転させるので、無駄のないエコ製品です。
小型から大型まで豊富なサイズバリエーション ニコUFOのような手のひらに乗るような直径76mmの小型回転灯から、ニコカプセルやニコトーチ90のような使い勝手の良い中型タイプ、ニコモアのような170mm大型製品まで、光源にLEDを搭載したモーターレス設計の回転灯を様々な用途に対応できるようサイズバリエーションを取り揃えています。 小型タイプは、持ち運びを重視した乾電池で点灯する電池式が主流で、電源が引けない場所や移動しながらの作業の際の注意表示やアイキャッチのアクセントとして機動力を重視した設計のものが多く、中型、大型になると1カ所に固定して使用するのでAC100/200、DC12/24v電源タイプが主流になります。
周辺環境と視認性の必要度に応じてサイズと電源方式を選んで安全確保や店舗での集客アップにご活用ください。